キャプチャーカード (capture card)とは

キャプチャーカード(capture card)は、コンピューターに接続して外部のビデオ信号やオーディオ信号を取り込むための拡張カードです。主にビデオゲームのプレイ映像やライブストリーミング、ビデオ編集、ビデオキャプチャなどの目的で使用されます。

キャプチャーカードは、外部の映像や音声信号をデジタルデータに変換し、コンピューターで処理や記録ができるようにします。一般的なキャプチャーカードには、以下のような特徴があります。

  1. 入力ポート: キャプチャーカードには、HDMI、DVI、VGA、コンポーネント、S-Video、コンポジットなど、さまざまな入力ポートが備わっています。これにより、さまざまな種類のビデオ信号やオーディオ信号を接続できます。
  2. デジタル変換: キャプチャーカードは、アナログのビデオ信号やオーディオ信号をデジタルデータに変換します。これにより、コンピューターでの処理や記録が可能となります。
  3. ビデオ解像度とフレームレート: キャプチャーカードは、様々なビデオ解像度やフレームレートに対応しています。高解像度や高フレームレートの映像をキャプチャすることができます。
  4. ソフトウェア対応: キャプチャーカードは、専用のキャプチャーソフトウェアと連携して使用することが一般的です。このソフトウェアを使用することで、キャプチャした映像や音声の録画、編集、ストリーミングなどが行えます。

キャプチャーカードは、ゲームプレイの録画や配信、プロフェッショナルなビデオ編集、教育用のコンテンツ作成など、さまざまな用途に活用されています。また、一部のキャプチャーカードにはハードウェアエンコーダーが搭載されており、高品質な映像のエンコードを実現しています。

キャプチャーカードは、パソコン用の拡張カードとして提供されるほか、USB接続や外付けボックスとしても利用可能です。選ぶ際には、使用目的や入力ポートの互換性、対応する解像度やフレームレート、付属ソフトウェアの機能などを考慮して適切なモデルを選ぶことが重要です。

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